こんにちは。株式会社フィックスポイントのよしだです。
今回は、フィックスポイントのエンジニアがオススメする書籍についてご紹介します。
実際に役に立ったものや、少しマニアックなものなど、多岐に渡る内容の本が挙げられています😊
興味のある分野のものがあれば是非参考にしてみてください!
コーディング規約
コーディング規約については、二冊のオススメがありました。
あまり前提知識がいらない書籍だそうなので、取っ掛かりとして読んでみるといいかもしれません。
リーダブルコード
最初はこちら! @mirko-san さんよりご紹介です♪
美しいコードを見ると感動する。優れたコードは見た瞬間に何をしているかが伝わってくる。
そういうコードは使うのが楽しいし、自分のコードもそうあるべきだと思わせてくれる。
本書の目的は、君のコードを良くすることだ(「はじめに」より)
上記、「はじめに」の抜き出しからも分かるように、理解しやすいコードの書き方を具体的に説明しています。
コードレビューをした/された経験がない人や、プログラミングしているけどこの本の名前聞いたことない、くらいの人にはかなりオススメなんだそうです!
ある程度プログラミング経験がある人にとっても、自分がコードレビューする側として役に立つ表現が豊富なのでそういった視点でも有用な著書、とのことです😊
www.oreilly.co.jpClean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
続いて、@tennashi さんからの紹介です!
こちらは、いわゆる Clean Architecture なんてものは存在しないことが分かる本、なのだそうです😂
前半は SOLID 原則あたりの話が主題のため、割と初心者向けの内容になっているとのことです。
ちなみに @tennashi さんは、特に「叫ぶアーキテクチャ」という章がお好きなんだそうです。
ネットワーク編
前提知識がある程度必要にはなりますが、ネットワークエンジニア向けのオススメ本として、一冊ご紹介します。
インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版
こちらも @tennashi さんのオススメです!
@tennashi さんは第1版を読んだそうですが、どちらかと言うとWANを中心とした内容のため、実践的なネットワーク構成が書いてありオススメとのことです。
ネットワークエンジニアでなくとも、企業ネットワークがどのように構築されているかをかいつまむにもよい本だということで、挙げていただきました😊
プログラミング知識編
プログラミングについては、二冊のオススメがありました。
どちらもそこまで前提知識はいらないとのことですので、気軽に手にとってみてはいかがでしょうか。
型システム入門 −プログラミング言語と型の理論
こちらは、@yoh2_sdj
さんと@aysuzuki さんのお二人からご紹介いただきました!
プログラミング言語の安全性や効率を高めるために必要な、型システムについて理解するための本です。
お二人の推薦コメントは以下の通りです😌
@yoh2_sdj
さんより
「プログラミングに利用される型の理論的な背景について解説した本です。
プログラミングに直接役立つかと言われると微妙ですが、 TypeScript のややこしい型付けや Haskell の厳格な型に触れる際に、背景知識として知っておくと理解しやすくなるかもしれません。」
@aysuzuki さんより
「プログラミング言語系の大学生はほとんど読んでいる(かもしれない)型に関する基礎知識です。
英語版なら会社の本棚にありますよ!」
Go言語でつくるインタプリタ
こちらは再度の登場、 @tennashi さんからのご紹介です!
O'Reilly Japan の紹介文では、
本書は、Go言語でプログラミング言語のインタプリタを作りながら、プログラミング言語とそのインタプリタについて学ぶ書籍です。
と記載がありましたが、 @tennashi さん曰く、「インタプリタ作成はおまけ」だそうです😂
A Tour of Go をやったことのある Gopher 、または他言語の経験がある人向けの Go 言語入門書と捉えて読んでみるとよいとのことです!
一般知識編
ここまでご紹介した仕事への関連性が高いものの他に、役に立つ本やおもしろかった本など、社員のオススメをご紹介していきます!
数学文章作法 基礎編/推敲編
またまた @tennashi さんより、文章作成についてのオススメ本です!
数学とは関係なく、任意の文章の書き方を学ぶ本なのだそうです。
商品の紹介でも、下記の通り記載がありますので、問題を作成する人でなくとも役立ちそうな著書ですね。
数式の表す内容にあいまいさがないからといって、その文章自体がわかりやすいとは限らない。
“読者のことを考える”という原則に立って書くなら、もっと明解でもっとよく伝わる文章になるかもしれない。
『数学ガール』シリーズを執筆し、文章の読みやすさに定評のある著者が自らの経験で培ったノウハウを伝授。
30日でできる! OS自作入門
こちらは、 @wistnki さんからのご紹介です!
パソコンを起動したあとに起こることや、アプリや関数が動く仕組みなどが分かるので面白いとのことです😊
下記の通り出版社からのコメントがありますが、仕組みの理解が目的であれば、日本語の部分だけ読んでOSの実装は興味が出たらやるレベルでよいのだそうです。
プログラミングの基礎からはじめて、30日後にはウィンドウシステムを有する32bitマルチタスクOSをフルスクラッチで作り上げるという入門書。
パソコン内部での動きを知りたいという方は、読んでみるのもよいのではないでしょうか😌
ゼロからのOS自作入門
続いてもOS繋がりでのご紹介です!
@yoh2_sdj
さんより、「30日でできる! OS自作入門」の流れを汲んだ OS 自作本ということでオススメいただきました。
違いとしては、UEFI や USB といったレガシーフリーな環境を対象にしていることや、使用言語が C++ だという点が挙げられます。
ご自身の興味に合わせて手にとってみてください😊
CPUの創りかた
こちらは @honda さんより、OS 作成の本が挙げられていて折角なので CPU の方も、ということでのご紹介です!
かわいい挿絵からの印象に反して、8ビット CPU を自分で作っちゃおうという割とぶっとんだ本、とのことです😂
ただ、読むだけで原始的なクロックやレジスタなどの仕組みを知ることができるので面白いのだそう!
加えて、実際に作ろうと思うと配線等でかなり苦労することになるので、読み物と考えた方がいいかも、との忠告もありました。
出版社からの紹介にも下記の文言がありましたので、知識をつけるために読んでみるといいかもしれません😌
アキバで手に入る部品だけで実際の制作も可能!
実際に作らない人も読み物としてもタメになること請け合いです。
コンピュータの構成と設計 & コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ
最後はこちら!@yoh2_sdj
さんからのオススメです。
セットで語られることが多いため、まとめてご紹介いただきました。
ハードウェアを意識したチューニングまで行うなら、この辺を知っておくとよいのでは、とのことです😊
ちなみに、通称パタヘネ (コンピュータの構成と設計) とヘネパタ (コンピュータアーキテクチャ; こっちは名前が短いので通称の出番少なめ)なんだそう😳
名前の順序が重要なんですね。笑
最後に
今回は、フィックスポイント社員のオススメ本についてご紹介しました。
気になる本はありましたか?
もっと社員について知りたくなった方は、社員のストレージ環境についてまとめた記事もありますので、是非覗いてみてくださいね!
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